基礎体温が二相にならない・高温期が短いときに考えること
基礎体温は「妊活の必須アイテム」のように語られますが、必ずつけなければならないものではありません。ただ、つけていると自分の周期のパターンが見え、受診したときに医師と話す材料になります。
二相性とは何か
排卵の後は、低温期より少し高い温度が続く時期(高温期)が現れるとされています。グラフが低温期と高温期の2つの層に分かれて見える状態を二相性と呼びます。逆に、はっきり分かれない状態が続く場合、排卵がうまく起きていない可能性を含めて確認が必要になることがあります。
こんなときは相談を
- 何周期つけても、低温期と高温期に分かれない
- 高温期が短い、または途中で下がってしまう
- 月経周期が極端に長い・短い、あるいは毎回大きくばらつく
- 月経量が急に変わった、月経痛が強くなってきた
いずれも「異常が確定した」という意味ではありません。基礎体温だけで排卵の有無を断定することはできないため、超音波検査やホルモン検査など、別の方法で確認するのが一般的です。
測り方のコツ(完璧を目指さない)
朝、目が覚めて体を起こす前に測るのが基本とされています。ただ、生活リズムが不規則な方や睡眠が細切れの方は、値が動いて当然です。測れない日があってもかまいません。空欄のあるグラフでも、傾向を見るには十分役に立ちます。記録が負担になるなら、いったん休むという選択もあります。
記録は「持っていく」ことに意味がある
初診では、月経の開始日や周期の長さを聞かれることが多いです。手元にグラフやアプリの記録があれば、口頭で思い出すより正確に伝えられます。1〜2周期分でも十分な材料になります。
基礎体温の解釈には個人差と測定条件の影響があります。気になる変化がある場合は、自己判断せず医療機関にご相談ください。
この記事のよくある質問
基礎体温は必ずつけないといけませんか?
必須ではありません。ただ、周期のパターンを把握でき、受診時に医師と話す材料になります。負担になる場合は測れる日だけの記録でもかまいません。
基礎体温で排卵の有無はわかりますか?
目安にはなりますが、断定はできません。排卵の確認には超音波検査やホルモン検査などが用いられるのが一般的です。
高温期が短いと妊娠できないのですか?
短いこと自体が妊娠できないことを意味するわけではありません。ただ、周期の状態を確認する手がかりになるため、続く場合は医師に相談してください。